メールサーバがオープンリレー(第三者中継)になっていないかを確認できるサイトを紹介します。
オープンリレー(第三者中継)とは
誰でも自由にメール送信に利用できる状態になっているメールサーバーのことです。
オープンリレー(第三者中継)の状態になっていると、第三者から不正なメールの送信を許してしまって、迷惑メールの送信に使われたりというように悪用されてしまいます。
また、このようなサーバは迷惑メール対策のブラックリストに登録されてしまい、受信側のメールサーバからメールの受信を拒否されてしまう場合もあります。
オープンリレー(第三者中継)の確認サイト
下記サイトでメールサーバがオープンリレーになっていないかの確認をすることが出来ます。
https://tools.appriver.com/OpenRelay.aspx
確認方法
メールサーバのホスト名を入力し「Check for Open Relay」ボタンを押下します。
しばらくするとテスト結果が表示されます。
全部で18種類のテストが行われますので、それぞれの結果に「Relay NOT Accepted」と表示されていることを確認してください。
テスト中は何も表示が変化しないので不安でしょうが、メールサーバのログを確認しながら実行すると、下記のようなログが記録されていくので、テストが行われている様子を確認することが出来ます。
Feb 18 21:14:47 xxx-xxx-xxx-xxx postfix/smtpd[1299492]: NOQUEUE: reject: RCPT from unknown[xxx.xxx.xxx.xxx]: 554 5.7.1 <relaytest@appriver.com>: Relay access denied; from=<spamtest@vpslife.server-memo.net> to=<relaytest@appriver.com> proto=SMTP helo=<appriver.com>
※IPアドレス部分はマスクしています。
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