Postfixの設定を確認する方法(postconf)

Postfixの設定を確認する方法です。

postconfで設定を表示させる

postconfコマンドを使用すると、現在のpostfixに設定されている値を表示させることが出来ます。

postfixの設定項目はとても大量ありますので、表示される結果かなり大量になります。

$ postconf
2bounce_notice_recipient = postmaster
access_map_defer_code = 450
access_map_reject_code = 554
address_verify_cache_cleanup_interval = 12h
address_verify_default_transport = $default_transport

##### 省略 #####

表示内容をgrepで検索してあげると、自分が知りたい設定をすぐに見つけることが出来ます。

下の例では、postfixのバージョンを表示させています。

$ postconf | grep mail_version
mail_version = 3.6.4
milter_macro_v = $mail_name $mail_version

オプション

普段使いそうな2つのオプションも紹介します。

  • -d 初期設定の値を表示
  • -n 初期設定と違う設定のみ表示

-d 初期設定の値を表示

postfixの初期設定値を表示します。

初期設定の値を忘れてしまったり、自分で設定していない項目の初期設定値を確認したい場合などに使用すると良いでしょう。

自分で設定している項目についても初期値が表示されるので注意してください。

-n 初期設定と違う設定のみ表示

postfixの初期設定値から変更されている項目のみを表示してくれます。

自分がどんな設定をしたのかを見直したい時などに使用すると良いでしょう。

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