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UbuntuとiPhone/iPadをUSB接続してデータを転送する方法(GUI・ifuse対応)

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UbuntuとiPhoneやiPadをUSBケーブルで接続して、直接データをやり取りする方法を紹介します。

Ubuntuデスクトップで手軽にファイル操作を行う「GUI」の方法と、コマンドラインで操作する「CUI(ifuse)」の方法の2通りを解説します。

GUIで接続する場合

デスクトップ環境(GNOMEなど)を使用している場合、標準のファイルマネージャーでアクセスするのが最も簡単です。

必要なライブラリのインストール

「apt」を使って「libimobiledevice-utils」と「libimobiledevice6」をインストールします。

$ sudo apt update
$ sudo apt install libimobiledevice-utils libimobiledevice6

デバイスの接続

iPhoneやiPadの画面ロックを解除してから、USBケーブルでUbuntuと接続します。

iPhoneやiPadの画面に「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示されたら、「信頼」をタップしてパスコードを入力してください。

ファイルへのアクセス

接続が確立されると、Ubuntuのファイルマネージャー(Nautilusなど)のサイドバーにiPhoneが表示されます。

アイコンをクリックすると、iPhone内の写真(DCIMフォルダ)やアプリごとのドキュメント領域にアクセスできるようになります。

CUIで接続する場合(ifuse)

サーバー用途や、スクリプトで自動バックアップを取りたい場合など、コマンドラインから直接操作したい場合は「ifuse」というツールを使用します。

ifuseのインストール

まずは「apt」を使用して「ifuse」をインストールします。

$ sudo apt update
$ sudo apt install ifuse

マウント用ディレクトリの作成

iPhoneの中身を展開(マウント)するためのディレクトリを作成します。

今回はユーザーのホームディレクトリに「iphone」というディレクトリを作成します。

$ mkdir ~/iphone

マウントの実行

iPhoneやiPadの画面ロックを解除してから、USBケーブルでUbuntuと接続します。

iPhone/iPadの画面で「このコンピュータを信頼しますか?」と出たら「信頼」をタップします。

準備ができたら、ifuseコマンドを実行してマウントします。

$ ifuse ~/iphone

マウント失敗例

私がifuseコマンドでiPhone/iPadをマウントしようとした際に、失敗した時のエラー内容を残しておきます。

iPhone/iPadの画面ロックを解除していない場合

iPhoneやiPadの画面ロックを解除する前に「ifuse」コマンドを実行すると、以下のようなメッセージが表示されてマウントに失敗してしまいます。

$ ifuse ~/iphone/
Please disable the password protection on your device and try again.
The device does not allow pairing as long as a password has been set.
You can enable it again after the connection succeeded.

この場合は、画面のロックを解除してから再度コマンドを実行してください。

「信頼」をタップしていない場合

iPhone/iPadの画面で「このコンピュータを信頼しますか?」のメッセージが表示された際に「信頼」をタップしていない場合、以下のようなメッセージが表示されてマウントに失敗してしまいます。

$ ifuse ~/iphone/
Failed to connect to lockdownd service on the device.
Try again. If it still fails try rebooting your device.

この場合は、USBケーブルを一度抜いてから再接続して、「このコンピュータを信頼しますか?」のメッセージが表示された際に「信頼」をタップしてから「ifuse」コマンドを再度実行してください。

接続確認

dfコマンドを実行すると、iPhoneがマウントされていることがわかります。

$ df -h | grep ifuse
ifuse            30G   28G  2.7G  92% /home/tamohiko/iphone

マウントしたディレクトリの中身を確認すると、iPhoneの内部ディレクトリが表示されます。

$ ls -l ~/iphone
合計 0
drwxr-xr-x 10 tamohiko tamohiko  320 12月  1 13:13 Books
drwxr-xr-x  4 tamohiko tamohiko  128  5月 18  2020 DCIM
drwxr-xr-x  5 tamohiko tamohiko  160  7月 26  2022 Downloads
### 以下省略 ###

これで「~/iphone」ディレクトリ経由で、写真のコピーやファイルの操作が可能になります。

アンマウント(取り外し)

作業が終わったら、「fusermount」コマンドを使用してアンマウントしてください。
(通常のumountコマンドではなく、fusermountを使用します)

$ fusermount -u ~/iphone

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