UbuntuにVSCode用のリポジトリを作成して、「apt install」でVSCodeをインストールする方法です。
アップデートがある度に.debファイルをダウンロードしてくる必要がなくなります!
VSCode用リポジトリの作成
Microsoft発行の署名キーのダウンロードとインストールに必要な「wget」と「gpg」をインストールします。
$ sudo apt install wget gpg
署名キーをダウンロードして、「gpg --dearmor」で「packages.microsoft.gpg」という名前のファイルへバイナリ変換します。
$ wget -qO- https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | gpg --dearmor > packages.microsoft.gpg
「packages.microsoft.gpg」ファイルを、「/etc/apt/keyrings/packages.microsoft.gpg」に「install」コマンドを使い、所有者とグループを「root」に、パーミッションを「644」に設定してコピーを行います。
$ sudo install -D -o root -g root -m 644 packages.microsoft.gpg /etc/apt/keyrings/packages.microsoft.gpg
VSCode用のリポジトリを「/etc/apt/sources.list.d/vscode.list」という名前で作成します。
$ echo "deb [arch=amd64,arm64,armhf signed-by=/etc/apt/keyrings/packages.microsoft.gpg] https://packages.microsoft.com/repos/code stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/vscode.list > /dev/null
「packages.microsoft.gpg」ファイルはもう必要ないので削除しておきます。
$ rm packages.microsoft.gpg
VSCodeインストール
VSCode用のリポジトリが作成できたので、あとはaptを使ってVSCodeのインストールを行ってください。
$ sudo apt update $ sudo apt install code
インストールしたVSCodeは「code」とコマンドを実行することで起動できます。
$ code
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