Ubuntuのcrontabで起動するエディタを変更する方法です。
crontabで起動するエディタについて
Ubuntuでcrontabを初回に実行すると、どのエディタを使用するかの設定画面が表示されます。
※すでに後述するselect-editor等でエディタの設定が済んでいる場合は表示されません。
$ crontab -e Select an editor. To change later, run 'select-editor'. 1. /bin/nano <---- easiest 2. /usr/bin/vim.basic 3. /usr/bin/vim.tiny 4. /bin/ed Choose 1-4 [1]:
ここで1のnanoを選択するとnanoがエディタとして選択されます。
設定されているエディタを変更したい
crontabで起動するエディタを変更したい場合は、初回起動時に表示されているメッセージにあるselect-editorコマンドを実行することで変更を行うことが出来ます。
実際にselect-editorを実行してエディタを2番のvim.basicを選択してみます。
$ select-editor Select an editor. To change later, run 'select-editor'. 1. /bin/nano <---- easiest 2. /usr/bin/vim.basic 3. /usr/bin/vim.tiny 4. /bin/ed Choose 1-4 [1]: 2
crontab -eを実行するとエディタがvimに変更されていることがわかります。
設定の保存場所
select-editorで設定された内容はユーザのホームディレクトリにる.selected_editorファイルに保存されます。
$ cat ~/.selected_editor # Generated by /usr/bin/select-editor SELECTED_EDITOR="/usr/bin/vim.basic"
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