CDやDVDのイメージファイルをUbuntuで扱いたいけれど、標準機能ではマウントできない形式(bin + cueなど)があります。そんな時に便利なのが「CDEmu」です。
この記事では、Ubuntuで「CDEmu」を使用して、ディスクイメージファイルを仮想ドライブとしてマウントする方法を解説します。
インストール
PPAリポジトリを追加して、CDEmuをインストールします。
$ sudo add-apt-repository ppa:cdemu/ppa $ sudo apt update $ sudo apt install cdemu-client cdemu-daemon
PPAリポジトリって?
PPAは「Personal Package Archive」の略称で、launchpad.netに用意された個人用リポジトリのことを指します。
PPAを利用する際に注意するべき点は、以下の通りです。
信頼できるソフトウェアソースのリポジトリのみ追加をするようにしてください。
サードパーティのソフトウェアリポジトリは、Ubuntuのメンバーによるセキュリティや信頼性のチェックがされておらず、コンピューターに悪影響を与えるソフトウェアが含まれている可能性があります
出典: https://help.ubuntu.com/stable/ubuntu-help/addremove-ppa.html.ja
CDEmuの使用方法
ファイルのマウント
「cdemu load」コマンドを使用して、指定したファイルを仮想ドライブとしてマウントします。
cdemu load デバイス番号 マウントファイル
※デバイス番号は通常「0」から指定します。
「bin + cue」形式のマウント例
実際に「bin + cue」形式のディスクイメージをマウントしてみます。
「bin + cue」形式の場合、マウントするには「cue」ファイルを指定します。
$ cdemu load 0 game.cue
マウント後にdfコマンドで確認すると、「/dev/sr1」として仮想ドライブが認識されていることがわかります。
$ df -h | grep /dev/sr /dev/sr1 172M 172M 0 100% /media/tamohiko/CD_ROM
ちなみに、私の環境では「/dev/sr0」は物理のDVD-RWドライブに割り振られていたため、仮想ドライブは「sr1」となりました。
マウント状態の確認
「cdemu status」コマンドを実行すると、現在マウントされているファイルが表示されます。
デバイス番号「0」に、「/home/tamohiko/game.cue」がマウントされていることが確認できます。
$ cdemu status Devices' status: DEV LOADED FILENAME 0 True /home/tamohiko/game.cue
ファイルのアンマウント
マウントしたファイルをアンマウントするには、以下のコマンドを実行します。
cdemu unload デバイス番号
実際に先程デバイス番号「0」にマウントした「/home/tamohiko/game.cue」をアンマウントしてみます。
$ cdemu unload 0
再度dfコマンドを実行すると、先ほどの仮想ドライブが表示されなくなり、アンマウントされたことが確認できます。
$ df -h | grep sr
アンマウント後に「cdemu status」コマンドを実行すると、LOADEDが「False」となり、ファイルがマウントされていないことがわかります。
$ cdemu status Devices' status: DEV LOADED FILENAME 0 False


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